世代や職種を超えた人たちが集まる場を目指して~まわしよみ新聞、「みんなの縁側 王丸屋」でやっています~
4月から毎週火曜日に津屋崎ブランチで実施しているまわしよみ新聞。10号という節目を迎え、6月14日からは拠点を新たにオープンスペースの「みんなの縁側 王丸屋」*1にて実施することになりました。
みんなの縁側 王丸屋。
世代や職種を超えて、近所のじいちゃんばあちゃんも若い人たちも交わる場に育てていきたいなと思い、拠点を新たにまわしよみ新聞を続けています。 10号から15号までの様子を以下で紹介したいと思います。
第10号 まわしよみ新聞@王丸屋局を発行
6月14日は、まわしよみ新聞をやってみたいというお二人が福岡市内と隣の佐賀県から参加して頂きました。今回は地道に続けていると色々なご縁があるのだと実感した会でした。
また、父の日の贈り物の記事を話していると、たまたま歩いてきたおじいちゃんが話に混じってくれて、父の日に何が欲しいですかと聞くと「子どもたちと一緒に過ごす時間が欲しい」と言って話に入ってくれたのが印象的でした。まわしよみ新聞の中にもおじいちゃんの言葉を反映させています。
外に開かれた土間で実施することで、内も外もなくなり、誰でもその場に居合わせることができる面白さ体験することができました。
第11号まわしよ新聞@王丸屋局を発行
6月21日は宮城県大崎市から視察に来た方にも参加してもらい、地元の方から小学生まで合計10名でのまわしよみ新聞となりました。津屋崎ではじめて3通りの新聞ができました。
大崎の方が福岡は湿度が高く熱いという天気予報の記事を挙げていてて福岡の人ならこの時期は梅雨で当たり前で触れることもないので改めて同じ日本でも季節は違うのだなと感じました。
小学生や地域のおじちゃんも参加してくれたことで相互に刺激し合いいなが、おしゃべりできてよかったです。
この日、完成した「まわしよみ新聞」
第12号 廻し讀み新聞@王丸屋局を発行
6月28日は地元の方、前回福岡市内から参加した方を含め4人でまわしよみ新聞を行いました。
今回は博多の山笠の新聞記事を参加者が取り上げ、津屋崎でも7月16日と17日に開催された山笠の話で盛り上がりました。山笠に何十年も携わっている津屋崎の方が参加してくれていたおかげで津屋崎の山笠の歴史に触れることができました。
第13号 まわしよみ新聞@王丸屋局を発行
7月12日は8名の参加者と一緒にまわしよみ新聞を行いました。今回はゼミ旅行の下見に来た大学生や福岡市内からまわしよみ新聞をしてみたいという方が参加してくれました。
普段、何気なく読み飛ばしてしまうコラムや記事、なかなか気になってているけど身近な人たちには話しにくい選挙の話などを、参加者同士でざっくばらんに語り合いました。
新聞を読む様子
おしゃべりの様子
2つのまわしよみ新聞ができたのそれぞれのグループでどんなことを取り上げたのか紹介してもらいました。
なんと、この日、まわしよみ新聞に参加した方が翌日には「ほんやカフェ にじいろ」にて実施。毎週水曜日14時から「ほんやカフェ にじいろ」にてまわしよみ新聞を行っています。にじいろさんの取り組みについてはこちらのURLをご参照ください。
https://www.facebook.com/cafe.nijiiro/?pnref=story
第15号 まわしよみ新聞@王丸屋局
7月19日は「みんなの縁側 王丸屋」にて5名の参加者と一緒にまわしよみ新聞を行いました。今回は男だけらけのまわしよみ新聞となってしまいました(笑)
とても味のある会になりました。
津屋崎の山笠の話を中心に、選挙の看板が必要か否かの話や高速道路での自動運転が果たして安全なのかなどそれぞれネタを持ち寄りながら語り合いました。
この日、発行した「まわしよみ新聞」
15号までやってみて気づいたこと
参加した人たちそれぞれ関心や価値観は違うと思うのですがお互いがそれぞれ立場を認め合い、それぞれに気づきや発見があるまわしよみ新聞は何度やってみても楽しいです。
まわしよみ新聞をやってみたいと津屋崎の外からまわしよみ新聞に参加する方がいたり、視察で参加してくれる方、大学生など色々とな人たちがここに足を運んでくれました。
また、まわしよみ新聞に地元の方もふらっと参加してくれたりと、「みんなの縁側 王丸屋」のオープンスペースがたくさんの縁を結びつける場となっていました。
まわしよみ新聞を通じて世代や職種を超えた人たちが集まる場ができ、参加した人同士でこれまで気づかなかった価値観や出会いがたくさん生まれております。
次回は・・・
7月26日9時30分も「まわしよみ新聞」を「みんなの縁側 王丸屋」にて行います。縁側のスペースでゆるりとやっています。小中学生が夏休みに入っているので、津屋崎に住む方々と小中学生とでまわしよみ新聞を実施できるように準備を進めています。
場所や日時について詳しく津屋崎ブランチのHPをご参照ください。
*1:みんなの縁側 王丸屋・・・その昔、旅館や燃料店を営んでいた築140年の古民家を、みんなが楽しめてのんびりできるスペースとして只今完全不定期でオープンしています。今は地域の祭りの時のイベント会場だったり、大家の透が気まぐれで企画をしたりしています。