消防団に入団して4年目を迎えました。
津屋崎の消防団に4月から入団しました。
かれこれ糸島で消防団に入団してから4年目を迎えます。
当時は大学院生が入団したということで西日本新聞の記事でも紹介してもらいました。
4月23日の西日本新聞の朝刊で、糸家住人の消防団入団の記事です。
写真は当時の班長と一緒に取り上げてもらいました。
消防団への入団の声掛けがあったのは2011年のことでした。
当時の区長さんから行政区で団員が入ってこないので入団して欲しいとの声掛けがありました。
班で団員が入るのが6年ぶりだったことから顔合わせの際にも先輩からも「本当に入ると?」と聞かれながらも入団することなりました。
大学院生として糸島にいつまで所属できるかわからなかったので新しい団員が入るきっかけづくりとして入ることを決意しました。(現在は自分の代わり20代前半の若手が入団してくれました)
訓練の様子
子供の頃、消防団に父が入っていたわけではないのですが毎月決まった時期に実家ではポンプ車で夜の見回りがあったので身近な環境に消防団の人達がいました。
糸島で実際に入ってみて、どうだったかと言うと結論から言うと入団してよかったとと思います。
地域の自治を担う一員になれたということで地域の方との関わりがより親密になり、消防団OBの地域の先輩たちから地元の歴史や地域の歩み(火事の合った場所とかを含め)をあれこれと教えて貰うことができました。
また、消防団の先輩からも場づくりのアドバイスをもらったり、中学生に地元で働く大人たちの生き方を伝える冊子制作のプロジェクトの支援を頂きました。
当時の分団の班長会長から支援を頂いた様子。
冊子制作の経緯や取り組みについてはこちらをご参考ください。
そして、何よりも農家の方や市役所で働いている方、地元の民間企業で働いている方、経営者など本当にたくさんの人達と知り合うことができ、そこに暮らす人たちの暮らしを垣間見ることができました。
消防団の先輩たちと訓練やお酒を飲みながら自分のことを知ってもらうことができましたし、先輩たちの地域に暮らす本音の声をきけました。
ちなみに、消防団が何をしているのかというと飲み会ばかりをしているわけではありません。
糸島にいた頃は消防の訓練を決まった季節ごとに行い火事に備えておりました。今年の出初式の様子です。
また、操法大会という消防団の火を消すまでのスピードと美しさを競う競技のサポートを行いました。先輩たちからはホース巻きの極意を先輩から教えて貰いました。
現在は糸島の消防団を退団し、新たに福津市の第3分団に所属しています。
糸島の頃に比べて団員数は少ないですがその分、先輩たちと濃い関係性を持つことができます。福津の消防団に入って大きく変わったことですが糸島では火を消すポンプ車の担当がいました。
これまで糸島の割と町中に住んでいたので火事の際のフォーローが主な仕事でしたが、住んでいるところが消防署から遠いので火事の際の初期消火が何より第一優先となります。
まだ、福津の火事の現場に出くわしたことがないですがこれから林野火災を想定した訓練等が行われるそうです。
適度な緩さと寛容性な先輩たちと、新たな分団でも最年少の団員ですが頑張りたいと思います。