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日々、学ぶフクロウ

福岡県の津屋崎に4月からやってきました。まちに関わるお仕事をしています。読書とお酒と語り合いが大好きな28歳のお兄さんです。津屋崎での暮らしや地域づくりの取り組みをゆるゆると紹介します。

糸島「まち×エネ」プロジェクト2016年始動~授業づくり3年目を迎えました~

糸島市立二丈中学校で中学生と大学生とが語り合う授業づくりをはじめて3年目を迎えました。*1

糸島「まち×エネ」プロジェクトは大学生と中学生とが出会い、自分の生き方や地域の未来を考える対話の場をつくりたいと言う想いから二丈中学校の授業に合わせて2013年2月に立ち上げました。「糸島に住む子供達に地元の未来、自分たちの未来を考えるきっかけをつくる」をコンセプトに福岡県糸島市の一貴山・深江地域を中心に活動しています 。

2年間で二丈中学校ではエネルギーの授業、食育、ワールドカフェ、地域の歴史を学ぶ授業などを行ってきました。

2015年度の授業の様子(中学1年生を対象に幸せをテーマにワールドカフェを行いました。)

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今年の3月まで代表としてメンバーと授業づくりを行ってきましたが今年度からは九州大学教育学部の村岡美紀さんに世代交代を行いました。

彼女は当初から授業づくりに参加していたメンバーで中学生の声に積極的に耳を傾け、生徒たちと真摯に関わってくれました。

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 村岡さんは代表になり、以下のような想いで授業づくりに臨んでいます。

 「中学生の成長につながるものとは何なのか、大学生の私が授業を行う意味とは何なのか、考えながらもなかなか答えを見つけることができず考える日々です。中学生は子どもでもあり、大人にも近づいているような複雑な時期だと思います。私はそのような中学生に将来を考える特別なきっかけを作っていきたいと思っています。」*2

村岡さんが代表になってはじめての授業が6月25日(土)の午前中、二丈中学校の多目的ホールにて中学3年生を対象に実施されました。

今回は『大人』とは何かというテーマで授業を実施しました。彼からが中学1年生の時にはじめて「大人って何だろう」というテーマで授業を行ってから2年。久しぶりに出会った生徒たちは最高学年に上がり、立派なお兄さん、お姉さんになっていました。

今回のテーマは村岡さん達が「大学生は大人なのか」、「20歳になったら本当に大人と言えるのか」と大学生のメンバーと2月から考え続けてきたテーマでした。 

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授業本番は大人と子どもの境目が20歳だとは限らないことを実感してもらい、大人の条件についてより深く考えて貰えるように工夫しました。グループワークに大学生も混じり、生徒たちは大学生の考え方を聴きながら真剣にテーマに向かってくれました。

全体共有の場で生徒たちはそれぞれの切り口で独特な意見を出してくれたり、大人顔負けの哲学を披露してくれたりと、授業を進めながら自分たちの気づきや発見を場に投げてくれました。参加していたメンバーも中学生から新しい発見を得ることができ、たくさんの学びを持って帰ることができました。

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 大人の条件についてのワークショップの様子

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 今回は自分もグループワークに入って一緒に「大人の条件」について考えました。当時1年生だった生徒たちと2年越しで話しをしてみて、外見の成長と同時に考え方や生き方にも大きな変化が起きているなと実感しました。

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次回は9月21日(水)に二丈中学校にて中学3年生と大学生が一緒になって自分の生き方について考えてみよう!というコンセプトで「自分が変わりたいこと・変わったこと」をテーマに語り合います。ワールド・カフェという手法を用いてたくさんの考え方に出会いながら、中学生と一緒になって未来について深めていきます。

現在、9月の授業に向けて準備を進めています。引き続き、村岡さん達の取り組む授業づくりを応援して頂ければと思います。 

9月21日の授業づくりについて詳しくは糸島「まち×エネ」プロジェクトのfacebookページをご参照ください。

https://www.facebook.com/ito.machiene/

*1:2014年度、2015年度の授業づくりの取り組みについてはこちらをご参照ください→糸島「まち×エネ」プロジェクトのホームページ

*2:糸島『まち×エネ』プロジェクトfacebookページより

学際交流カフェ~学びの現場に関わるということ~

6月7日は2015年の7月に引き続き、九州大学大学院地球社会統合学府の修士1年生の講義にて「学際交流カフェ」のファシリテーターを担当させて頂きました。

去年の様子はこちらのURLでまとめています。

isgs.kyushu-u.ac.jp

今年度は参加していた大学院生20名と大学教員を対象に「大学院は何のためにあるのか?」というテーマで、小グループで語り合う、ワールドカフェ形式の授業を行いました。

今回の授業の目的を説明する様子

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参加していた大学院生や教員は政治や歴史、昆虫の研究など多岐に渡ります。今回は授業の目的(ゴール)を以下のように設定しました。

①多様な分野の人達と交流することで、他の分野のことを知り、部分的に研究に役立てる学びを得る。
②学際的な視野を育むためにたくさん人達と楽しく語り合いながら交流する。
③一緒に研究を深める仲間づくりもしくは一緒に実践していく仲間づくりを行う。

自己紹介の様子

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それぞれの考えを持ち寄り、対話を積み重ね、問いを深めました。分野を超えての対話は参加していた院生にも普段の同じ分野の人といることが多いので新たな気付きや発見が多かったようです。

テーマについてのグループの対話の様子

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大学院の目的が社会のためという話しも出ていましたが何より自身の興味のある研究を深めることが好きな人達が多いのだなと話を聞きながら思いました。

大学院で学際性を求められる中で、専門性を育みながら、どこまで幅広い視野で考えられるのか、社会的価値をどうやって創出するのか、それぞれの考えを持ち寄り、大学院の意味を深めました。

留学生も対話の場に参加してくれました。

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模造紙の板書の様子

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最後の全体共有ではこれまでの対話を共有してくれました。 

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グループで書いた内容です。

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去年同様、企画の段階から当日のファシリテーターまで関わらせて貰い、私自身も授業の構成や話の進め方など多くの学びを得ることができました。

学際交流カフェに参加していた院生からは以下の様なご意見を頂きました。 

・テーマ設定が良かった.そのおかげで知らない人とも話しやすかった.
・先生までごちゃ混ぜにした空間がとても楽しかった
・他分野の方の意見を聞けたこと
・ワールドカフェは非常にユニークでとても勉強になった
・企画自体が楽しかった
・運営が良かった.昨年よりも良くなった
・茶菓子の準備
・多様な専門性を持っているので,話が面白い
・色々な人と話せることで,刺激を受けた

大学院に入りたての時、あまり他分野の人と関わる機会がなかったので、今回のように分野を超えてまずはそれぞれがどんな背景で大学院にいるのか交流できる場をつくりたいと思い実施してきました。

自分自身もまだ学びの途中ではあるのですが新たなスタートをきった大学院生に対話の機会を作り、大学院で学ぶ人たちの関係をつくることができて本当によかったです。

理想の対話の場と現実に自分がつくってい対話の場とではまだまだギャップがあります。しかしながら、そのギャップも現場をもってみないと気づけないということも実感できました。今回の学際交流カフェでの自分自身の学びを糧にして別の機会に活かしていきたいと思います。

※この授業は「統合的学際教育を基盤とする高度グローバル人材養成プロジェクト」の取り組みで実施した授業です。 

isgs.kyushu-u.ac.jp

世代や職種を超えた人たちが集まる場を目指して~まわしよみ新聞、「みんなの縁側 王丸屋」でやっています~

4月から毎週火曜日に津屋崎ブランチで実施しているまわしよみ新聞。10号という節目を迎え、6月14日からは拠点を新たにオープンスペースの「みんなの縁側 王丸屋」*1にて実施することになりました。

みんなの縁側 王丸屋。

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世代や職種を超えて、近所のじいちゃんばあちゃんも若い人たちも交わる場に育てていきたいなと思い、拠点を新たにまわしよみ新聞を続けています。 10号から15号までの様子を以下で紹介したいと思います。

第10号 まわしよみ新聞@王丸屋局を発行

6月14日は、まわしよみ新聞をやってみたいというお二人が福岡市内と隣の佐賀県から参加して頂きました。今回は地道に続けていると色々なご縁があるのだと実感した会でした。

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また、父の日の贈り物の記事を話していると、たまたま歩いてきたおじいちゃんが話に混じってくれて、父の日に何が欲しいですかと聞くと「子どもたちと一緒に過ごす時間が欲しい」と言って話に入ってくれたのが印象的でした。まわしよみ新聞の中にもおじいちゃんの言葉を反映させています。

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外に開かれた土間で実施することで、内も外もなくなり、誰でもその場に居合わせることができる面白さ体験することができました。

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第11号まわしよ新聞@王丸屋局を発行

6月21日は宮城県大崎市から視察に来た方にも参加してもらい、地元の方から小学生まで合計10名でのまわしよみ新聞となりました。津屋崎ではじめて3通りの新聞ができました。

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大崎の方が福岡は湿度が高く熱いという天気予報の記事を挙げていてて福岡の人ならこの時期は梅雨で当たり前で触れることもないので改めて同じ日本でも季節は違うのだなと感じました。

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小学生や地域のおじちゃんも参加してくれたことで相互に刺激し合いいなが、おしゃべりできてよかったです。

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この日、完成した「まわしよみ新聞」

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第12号 廻し讀み新聞@王丸屋局を発行

6月28日は地元の方、前回福岡市内から参加した方を含め4人でまわしよみ新聞を行いました。

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今回は博多の山笠の新聞記事を参加者が取り上げ、津屋崎でも7月16日と17日に開催された山笠の話で盛り上がりました。山笠に何十年も携わっている津屋崎の方が参加してくれていたおかげで津屋崎の山笠の歴史に触れることができました。 

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第13号 まわしよみ新聞@王丸屋局を発行

7月12日は8名の参加者と一緒にまわしよみ新聞を行いました。今回はゼミ旅行の下見に来た大学生や福岡市内からまわしよみ新聞をしてみたいという方が参加してくれました。

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普段、何気なく読み飛ばしてしまうコラムや記事、なかなか気になってているけど身近な人たちには話しにくい選挙の話などを、参加者同士でざっくばらんに語り合いました。

新聞を読む様子

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おしゃべりの様子

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2つのまわしよみ新聞ができたのそれぞれのグループでどんなことを取り上げたのか紹介してもらいました。

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なんと、この日、まわしよみ新聞に参加した方が翌日には「ほんやカフェ にじいろ」にて実施。毎週水曜日14時から「ほんやカフェ にじいろ」にてまわしよみ新聞を行っています。にじいろさんの取り組みについてはこちらのURLをご参照ください。

https://www.facebook.com/cafe.nijiiro/?pnref=story

第15号 まわしよみ新聞@王丸屋局

7月19日は「みんなの縁側 王丸屋」にて5名の参加者と一緒にまわしよみ新聞を行いました。今回は男だけらけのまわしよみ新聞となってしまいました(笑)

とても味のある会になりました。

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津屋崎の山笠の話を中心に、選挙の看板が必要か否かの話や高速道路での自動運転が果たして安全なのかなどそれぞれネタを持ち寄りながら語り合いました。

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 この日、発行した「まわしよみ新聞」

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15号までやってみて気づいたこと

 参加した人たちそれぞれ関心や価値観は違うと思うのですがお互いがそれぞれ立場を認め合い、それぞれに気づきや発見があるまわしよみ新聞は何度やってみても楽しいです。

まわしよみ新聞をやってみたいと津屋崎の外からまわしよみ新聞に参加する方がいたり、視察で参加してくれる方、大学生など色々とな人たちがここに足を運んでくれました。

また、まわしよみ新聞に地元の方もふらっと参加してくれたりと、「みんなの縁側 王丸屋」のオープンスペースがたくさんの縁を結びつける場となっていました。

まわしよみ新聞を通じて世代や職種を超えた人たちが集まる場ができ、参加した人同士でこれまで気づかなかった価値観や出会いがたくさん生まれております。

次回は・・・

7月26日9時30分も「まわしよみ新聞」を「みんなの縁側 王丸屋」にて行います。縁側のスペースでゆるりとやっています。小中学生が夏休みに入っているので、津屋崎に住む方々と小中学生とでまわしよみ新聞を実施できるように準備を進めています。

場所や日時について詳しく津屋崎ブランチのHPをご参照ください。

1000gen.com

 

*1:みんなの縁側 王丸屋・・・その昔、旅館や燃料店を営んでいた築140年の古民家を、みんなが楽しめてのんびりできるスペースとして只今完全不定期でオープンしています。今は地域の祭りの時のイベント会場だったり、大家の透が気まぐれで企画をしたりしています。

モノ作りを通しておもったこと~テーブルの土台をつくりました~

モノ作りは好きだし、興味はあるのですが小学校や中学校の図工や技術の授業で期限通りにつくることができない。そして図面をつくれても上手く形にならない。

子ども時代から何となくモノを形にするの好きなのですが上手くいかないことも多く、苦手意識がありました。今回は苦手なモノづくりの距離感が少し埋まった話をしたいと思います。

6月7日は津屋崎ブランチで使用する台所のテーブルの土台を1日かけて作りました。図面や作り方の説明はなく、土台を見ながら作ってみてとのことでスタートしました。はじめは素材の長さや部品がどこにあるのか、釘の位置など、見よう見まねで考えながら作りました。

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一つの土台をつくるのに作る順番や形、釘の位置などを調整しながら作るので頭と力をたくさん使い、2時間30分を要しました。腕もぱんぱんになって汗もかいて、4つの土台のうち1つしかできませんでした。

作業の様子

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2つ、3つと土台をつくっていくと、コツを得てきたのか元の土台を見ずともスムーズに作れるようになってきました。作っている途中で応援してくれる子もいました。

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だいぶ、余裕も出てきたのか作れば作るほど、木の柔軟さが細かな調整に役立っていることを実感しました。また、作り方を試しながら早くて美しくつくることに意識することができました。

最初は一切、答えが見えず苦しいだけだった土台作りも試行錯誤の時間がなんだかんだで楽しいと思えるようになりました。

4つ目の土台は1時間でつくることができました。日中をフルに使っての作成でとても疲れていたのですが制作の過程で、上手い釘の位置や作り方などの気づきや失敗を活かして、自分が納得する土台をつくることができました。

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この土台も上手い人や慣れている人が作ったら早くそして効率的にできると思うのですが、1日手間暇かけて作ってみてモノづくりの大変さとそれに見合う時間がかかるのだと自分で作ってみて実感しました。

子ども時代は作ることに夢中で、その通りに行かないことや上手くできないことに腹を立てていたと思うのですが、大人になって作ってみると上手くいかない理由を考えて解決ができたり、失敗しても何とかなることに気付くことがでました。普段、デスクワークが多いので普段とは違う頭を使ってできたので終わってからも心地よかったです。

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そして、何より作ったものが誰かに使ってもらえるので作り手を考えながら作業ができ、実際に完成できたのがとても嬉しかったです。ブランチのワークショップやランチで自分が作った土台が使われるかもしれないので優しく使ってやってください。

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酒蔵の掃除を行って気づいたこと

「来てもらってそうそう、いきなりで申し訳ないけど、酒蔵の掃除をして欲しい。」

津屋崎ブランチに入った初日の仕事は豊村酒造の酒蔵の掃除でした。

ここは津屋崎の街並みを語るうえで欠かせない大切な場所です。

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豊村酒造はかつては西日本で一番の生産量を誇るほどの酒蔵でした。

しかし、今では規模を縮小し、多くの部屋が使われずに朽ちていくため、このままでは今の状態を保つことが難しい状況になっています。

そこで地元の有志で、できるだけ多くの方々に関心を持っていただくため掃除から始めることになりました。

津屋崎ブランチに入社した4月1日~4月17日まで、空いている時間は豊村酒造の酒蔵の掃除に関わりました。

まさか仕事始めが酒蔵の掃除からとは思っていなかったので驚きだったのですが…

豊村酒造の酒蔵に入った瞬間に見えた立派な梁と、趣のある壁や道具を見ると、豊村酒造の歩んできた歴史を感じるには十分でした。

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足を踏み入れた瞬間に、舞いあがる埃を見ながら掃除をする大変さを感じつつ、きれいになったらこの場所はどうなるのだろうかと考えてしまいました。

豊村酒造の休み以外毎日掃除を続ける方を中心に、地元の有志の方と一緒に汗とほこりまみれになりながら掃除を行いました。

はじめは、入社早々、掃除するなんてと思っていましたが、この掃除に関わる方々と一緒に汗を流しながら掃除をしていると名前を憶えて貰ったり、豊村酒造のお話や有志の方々の豊村酒造に対する想いを聞かせて貰いました。

掃除を通じてまちの人達と関わることができ、さらに豊村酒造の歴史を聞くことを通して津屋崎のまちをより鮮明に知る機会となりました。

掃除をする中で有志のたくさんの人と出会い、関わりがより密に築かれていったので終わった後、大切なプロセスだったのだと振り返ってみて実感しました。

また、4月9日と16日は津屋崎や福岡県内などから掃除のお手伝いのためにたくさんの方々にご協力して頂きました。

掃除の様子。

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昼食の様子

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9日は地元の商工会の方々や津屋崎ブランチのHPの呼びかけに集まってくれた津屋崎内外の方々と掃除を行いました。

4月16日の様子

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倉庫の2階も砂埃を落とす掃除を行いました。

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掃除が終わった後はとてもすっきりとしました。

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地元の有志だけでなく、関心のある人たちとも新たにこの掃除を通してつながることができました。掃除と言うのも気の持ちようで、いろいろな気づきや発見、つながりができるのだなと終わってみて感じました。

そして、掃除をするたびに綺麗になっていく酒蔵を見ながら、かつての酒蔵の情景を少しですが垣間見ることができました。この掃除を通して酒蔵がきれいになり本当によかったです。

自分としては掃除を融資の方々と一緒に汗を流し、同じ時間を共有する中で、津屋崎の方々からこのまちに対する想いや歴史など本当に多くのことを教えて貰い、たくさんの学びがありました。

津屋崎で新しい一歩を踏み出すうえで掃除から始まったということは、与えられた仕事にどんな楽しみや発見や気づきを持てるかで過ごす時間を有意義にも無駄にもできるのだということを気づく機会となりました。仕事を受動的にとらえるのではなく、どうやって面白く、楽しいものにできるのか、そのヒントをこの掃除を通して気づかせてもらったのでこれからの仕事に活かしたいと思います。

津屋崎でまわしよみ新聞はじめました

まわしよみ新聞をご存じですか?

みんなで持ち寄った様々な社会・ジャンルなど新聞から気になった記事を切り抜き、意見交換をしながら切り抜きで一枚の全く新しい新聞を作るワークショップです。

まわしよみ新聞との出会い

まわしよみ新聞にはじめて出会ったのは2年前でした。

知り合いから、まわしよみ新聞って面白いワークショップがあるからやろうよと紹介してもらったのがきっかけで、2014年1月に西日本新聞さんの主催のまわしよみ新聞の講座を受講しました。

新聞を持ち寄れば、よく知らない人ともゆるく会話が始まり、その場で持ち寄った記事をグループで一緒に編集して、記録として残せることに魅力を感じました。

普段、新聞を読む機会が少なく、読んでも自分が関心のある記事しか記憶に残っていることが少ないのですが、まわしよみ新聞をやると自分が気にならなかった記事を紹介してくれた人の話を聞いてなんだか興味がわいてくる。

そして同じ内容を選んでも思っているものが違う、そんな気づきや発見を味わうことができ、楽しかったです。

そして、何より、貼り出したまわしよみ新聞をふと見ると話していた人や内容がシーンとして思い出すことができる。

糸島でまわしよみ新聞を開催

早速、やってみたいと思い、受講した同じ月にまわしよみ新聞を紹介してくれた糸島の方の自宅にて開催しました。

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やってみて改めて面白いと思い、まわしよみ新聞を糸島で住んでいた自宅でも中学生、大学生、地域の大人たちを交えて実施しました。

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九州大学でも学生や教員と一緒にまわしよみ新聞を開催しました。

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そこからご縁が続き、まわしよみ新聞を福岡市で主宰している方を招き、熊本で実施している方、そしてまわしよみ新聞を発明した陸奥さんがまわしよみ新聞に参加してくれました。

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まわしよみ新聞を通して、たくさんの人と知り合うことができ、各地で開催している人たちともノウハウを交換することができました。

新聞をその場で読んでも、選ぶ記事や内容や話すことが違ったり、編集もグループで違いが出たりと何度やっても面白い。

毎週火曜日に津屋崎でやっています

津屋崎に来てからも、近所のじいちゃんばあちゃんも若い人たちも交わる場に育てていきたいなと思い、まわしよみ新聞を続けています。

糸島ではこれまで不定期でやっていたのですが、津屋崎ではまわしよ新聞が日常になっていくように毎週火曜日の9時30分より開催することにしました。

そして、4月5日(火)から6月7日まで津屋崎ブランチでまわしよみ新聞を9号発行しました。

第1回目のまわしよみ新聞(4月5日)

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第1回目は古賀から親子で参加してくれました。

記事について語り合う様子(5月10日 第5号)

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同じ世代でも取り上げる内容や話すネタも違うので面白いし、刺激を受けます。

編集の様子(6月7日の様子 第9号)

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9号目ではオバマ大統領の広島訪問やご当地のお茶・ビールの開発、北海道の置き去りの事件について選んだ記事を3人で語り合いました。

記事を語り合いながらその事件や取り上げられている背景に何があるか想像を働かせてみることが大事だと実感し、編集したまわしよみ新聞にも反映しました。

1人でやっている時もあります。(5月24日 第7回)

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サラリーマン川柳出生率、福岡での教育関係の取り組みを編集しました。

西日本新聞朝日新聞の記事を読み比べながら進めていったのですが編集をしながら自分がどんなことに関心があるのか、1人でやっていると改めて見えてきたりします。

これまで実施してきたまわしよみ新聞は津屋崎ブランチの壁に展示しています。

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津屋崎で実施する際には話す時間を長くとり、ゆるゆると進めています。

まわしよみ新聞の説明や方法はまわしよみ新聞のHPで紹介しているのでそちらもご参照ください。

www.mawashiyomishinbun.info

4月5日(火)から毎週火曜日9時30分〜11時30分まで津屋崎ブランチで続けてきましたが6月14日(火)からは場所を新たに地域の人々の交流の場をつくっている「みんなの縁側 王丸屋」にて開催しています。

新聞を持ち寄って縁側のスペースでゆるりとおしゃべりを楽しみながら語り合いましょう。

次回は6月28日(火) 9時30分〜11時30分からです。7月も引き続き、まわしよ新聞を毎週火曜日の9時30分より実施していきます。

詳しくは津屋崎ブランチのHPをご参照ください。

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消防団に入団して4年目を迎えました。

津屋崎の消防団に4月から入団しました。

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かれこれ糸島で消防団に入団してから4年目を迎えます。

当時は大学院生が入団したということで西日本新聞の記事でも紹介してもらいました。

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4月23日の西日本新聞の朝刊で、糸家住人の消防団入団の記事です。

写真は当時の班長と一緒に取り上げてもらいました。

消防団への入団の声掛けがあったのは2011年のことでした。

当時の区長さんから行政区で団員が入ってこないので入団して欲しいとの声掛けがありました。

班で団員が入るのが6年ぶりだったことから顔合わせの際にも先輩からも「本当に入ると?」と聞かれながらも入団することなりました。

大学院生として糸島にいつまで所属できるかわからなかったので新しい団員が入るきっかけづくりとして入ることを決意しました。(現在は自分の代わり20代前半の若手が入団してくれました)

訓練の様子

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子供の頃、消防団に父が入っていたわけではないのですが毎月決まった時期に実家ではポンプ車で夜の見回りがあったので身近な環境に消防団の人達がいました。

糸島で実際に入ってみて、どうだったかと言うと結論から言うと入団してよかったとと思います。

地域の自治を担う一員になれたということで地域の方との関わりがより親密になり、消防団OBの地域の先輩たちから地元の歴史や地域の歩み(火事の合った場所とかを含め)をあれこれと教えて貰うことができました。

また、消防団の先輩からも場づくりのアドバイスをもらったり、中学生に地元で働く大人たちの生き方を伝える冊子制作のプロジェクトの支援を頂きました。

当時の分団の班長会長から支援を頂いた様子。

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冊子制作の経緯や取り組みについてはこちらをご参考ください。

faavo.jp

そして、何よりも農家の方や市役所で働いている方、地元の民間企業で働いている方、経営者など本当にたくさんの人達と知り合うことができ、そこに暮らす人たちの暮らしを垣間見ることができました。

消防団の先輩たちと訓練やお酒を飲みながら自分のことを知ってもらうことができましたし、先輩たちの地域に暮らす本音の声をきけました。

ちなみに、消防団が何をしているのかというと飲み会ばかりをしているわけではありません。

糸島にいた頃は消防の訓練を決まった季節ごとに行い火事に備えておりました。今年の出初式の様子です。

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また、操法大会という消防団の火を消すまでのスピードと美しさを競う競技のサポートを行いました。先輩たちからはホース巻きの極意を先輩から教えて貰いました。

現在は糸島の消防団を退団し、新たに福津市の第3分団に所属しています。

糸島の頃に比べて団員数は少ないですがその分、先輩たちと濃い関係性を持つことができます。福津消防団に入って大きく変わったことですが糸島では火を消すポンプ車の担当がいました。

これまで糸島の割と町中に住んでいたので火事の際のフォーローが主な仕事でしたが、住んでいるところが消防署から遠いので火事の際の初期消火が何より第一優先となります。

まだ、福津の火事の現場に出くわしたことがないですがこれから林野火災を想定した訓練等が行われるそうです。

適度な緩さと寛容性な先輩たちと、新たな分団でも最年少の団員ですが頑張りたいと思います。