津屋崎でまわしよみ新聞はじめました
まわしよみ新聞をご存じですか?
みんなで持ち寄った様々な社会・ジャンルなど新聞から気になった記事を切り抜き、意見交換をしながら切り抜きで一枚の全く新しい新聞を作るワークショップです。
まわしよみ新聞との出会い
まわしよみ新聞にはじめて出会ったのは2年前でした。
知り合いから、まわしよみ新聞って面白いワークショップがあるからやろうよと紹介してもらったのがきっかけで、2014年1月に西日本新聞さんの主催のまわしよみ新聞の講座を受講しました。
新聞を持ち寄れば、よく知らない人ともゆるく会話が始まり、その場で持ち寄った記事をグループで一緒に編集して、記録として残せることに魅力を感じました。
普段、新聞を読む機会が少なく、読んでも自分が関心のある記事しか記憶に残っていることが少ないのですが、まわしよみ新聞をやると自分が気にならなかった記事を紹介してくれた人の話を聞いてなんだか興味がわいてくる。
そして同じ内容を選んでも思っているものが違う、そんな気づきや発見を味わうことができ、楽しかったです。
そして、何より、貼り出したまわしよみ新聞をふと見ると話していた人や内容がシーンとして思い出すことができる。
糸島でまわしよみ新聞を開催
早速、やってみたいと思い、受講した同じ月にまわしよみ新聞を紹介してくれた糸島の方の自宅にて開催しました。
やってみて改めて面白いと思い、まわしよみ新聞を糸島で住んでいた自宅でも中学生、大学生、地域の大人たちを交えて実施しました。
九州大学でも学生や教員と一緒にまわしよみ新聞を開催しました。
そこからご縁が続き、まわしよみ新聞を福岡市で主宰している方を招き、熊本で実施している方、そしてまわしよみ新聞を発明した陸奥さんがまわしよみ新聞に参加してくれました。
まわしよみ新聞を通して、たくさんの人と知り合うことができ、各地で開催している人たちともノウハウを交換することができました。
新聞をその場で読んでも、選ぶ記事や内容や話すことが違ったり、編集もグループで違いが出たりと何度やっても面白い。
毎週火曜日に津屋崎でやっています
津屋崎に来てからも、近所のじいちゃんばあちゃんも若い人たちも交わる場に育てていきたいなと思い、まわしよみ新聞を続けています。
糸島ではこれまで不定期でやっていたのですが、津屋崎ではまわしよ新聞が日常になっていくように毎週火曜日の9時30分より開催することにしました。
そして、4月5日(火)から6月7日まで津屋崎ブランチでまわしよみ新聞を9号発行しました。
第1回目のまわしよみ新聞(4月5日)
第1回目は古賀から親子で参加してくれました。
記事について語り合う様子(5月10日 第5号)
同じ世代でも取り上げる内容や話すネタも違うので面白いし、刺激を受けます。
編集の様子(6月7日の様子 第9号)
9号目ではオバマ大統領の広島訪問やご当地のお茶・ビールの開発、北海道の置き去りの事件について選んだ記事を3人で語り合いました。
記事を語り合いながらその事件や取り上げられている背景に何があるか想像を働かせてみることが大事だと実感し、編集したまわしよみ新聞にも反映しました。
1人でやっている時もあります。(5月24日 第7回)
サラリーマン川柳や出生率、福岡での教育関係の取り組みを編集しました。
西日本新聞と朝日新聞の記事を読み比べながら進めていったのですが編集をしながら自分がどんなことに関心があるのか、1人でやっていると改めて見えてきたりします。
これまで実施してきたまわしよみ新聞は津屋崎ブランチの壁に展示しています。
津屋崎で実施する際には話す時間を長くとり、ゆるゆると進めています。
まわしよみ新聞の説明や方法はまわしよみ新聞のHPで紹介しているのでそちらもご参照ください。
4月5日(火)から毎週火曜日9時30分〜11時30分まで津屋崎ブランチで続けてきましたが6月14日(火)からは場所を新たに地域の人々の交流の場をつくっている「みんなの縁側 王丸屋」にて開催しています。
新聞を持ち寄って縁側のスペースでゆるりとおしゃべりを楽しみながら語り合いましょう。
次回は6月28日(火) 9時30分〜11時30分からです。7月も引き続き、まわしよ新聞を毎週火曜日の9時30分より実施していきます。
詳しくは津屋崎ブランチのHPをご参照ください。