津屋崎ブランチで働いています。
津屋崎ブランチで働きはじめてから2か月が立ちました。2012年に友人からの紹介ではじめて津屋崎に足を運びいれてから4年が経ちました。
津屋崎に通う中で、海の景色やまちなみが自分の実家(長崎県宇久島)に近いものがあり、津屋崎の人達とこのまちに住んで自分も何か一緒にできればと思っていたのですが、まさかここで働くことになるとは夢にも思いませんでした。
津屋崎の海が見える「まち並み」
津屋崎に足を運びはじめた2012年は糸島で自宅を開放して地域の場づくりを始めた頃でした。知り合いも地縁も殆どない環境で、まちの人達との関わり方やこの場所で何をするのか方向性を模索していた頃でした。
これから糸島で何をするのか1人で悶々と悩んでいた頃に津屋崎ブランチの取り組みに出会いました。津屋崎に行く度に自分の描く地域の関わり方や場のつくり方のヒントがたくさんありました。
中でも津屋崎ブランチの「本当の働き方・暮らし方・つながり」が持てる地域をつくりたいという考え方と、地域の人達を巻き込んで対話の場を開き実践しているところに魅力を感じ、多い時には1週間に1回のペースで足を運んでいました。
津屋崎ブランチ代表の山口覚さんをはじめ、元スタッフの方々にはまちづくりの先輩として何かある度に声をかけてもらい、気にかけてもらいました。糸島でやりたいことや上手くいかないこと、悩みなどたくさんのことを相談して、元気をもらって糸島で取り組むことができました。
また、津屋崎ブランチのイベントに参加する中で、このまちで暮らしの哲学や生き様を持っている人たちと出会うことができました。その人たちと対話していく中で日常の「暮らし」を大事にすることの意味を受け取ることができました。
糸島でも暮らしに根付いた場をつくることを意識して取り組み、地域の人達と交流することができたのも津屋崎でたくさんのことを体感できたからだと思います。
糸島の自宅で大学生や地域の方が混じっての食事会。
この2か月、津屋崎ブランチで何をしていたかと言うと…
4月は「よっちゃん祭」と言う地域のおまつりのお手伝いや地元の酒蔵「豊村酒造」さんの掃除を主にしていました。
よっちゃん祭のお祭りで展示のお手伝いをしました。
地域の方々と一緒に活動する中で、まちの人達や建物を通して津屋崎のまちがこれまで歩んできた歴史を学びました。
5月は新しいまちづくりの学校を運営側で企画の段階から関わり、当日までの参加者のサポートを行いました。
現在はファシリテーションやIllsutorator、HPの制作について学んでいます。
また、担当の企画として、「まわしよみ新聞」や「サンデーブランチ」を実施しています。
まわしよみ新聞
サンデーブランチ この日は「休日の過ごし方」について語り合いました。
津屋崎ブランチでのまちに関わる仕事は多岐に渡っていて、日々、多くの気づきや発見があります。
代表の山口さんの指導のもと、新たな経験やこれまで独学でやってきたことを改めて体系立てて落とし込んだりと学び多き日々です。しかしながら、はじめて新しいことをやるときの姿勢や態度に反省することもたくさんあり、自分の在り様が試されているなと実感しています。
今はこの環境に慣れるのにいっぱい、いっぱいですが自分がかつてそうであったように地域づくりやまちづくりに悩む人達と一緒に対話する中で、少しでも勇気が出るきっかけをつくれたらと思います。
また、まちの人達との交流を通じて、このまちに住む人たちの生き様や哲学を受け取り、紹介したり、次の世代に受け継いでいくことができたらと思います。