あたりまえ・ラボ

福岡の海が見えるステキなまちに暮らしています。まちに関わるお仕事をしています。福津での暮らしや地域づくりの取り組みをゆるゆると紹介します。

まわしよみ新聞39号を発行しました

2月15日のまわしよみ新聞はチョコの差し入れを頂き、バレンタインの余韻を味わいながら男たちで語り合いました。

新聞の記事を選ぶ様子

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豊富な話題が机に並びました。

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今回は次期学習指導要領について記事が多く出ていました。鎖国の表記が無くなったり、社会でおなじみの「聖徳太子」が「厩戸王」に名前が変わるそうで僕らの常識が次の世代では変わるのだなと記事を話しながら思いました。

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それ以外にも筑前町の九大生の空き家活用など、今回も福岡の話題から教育、文化まで幅広いテーマを横断していてとても楽しかったです。

編集の様子です。

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今回は奥行きを大事にした集合写真です。

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次回は3月1日(水)9時30分より「みんなの縁側 王丸屋」にて実施します。

3月も毎週水曜日の午前中は基本的に津屋崎でまわしよみ新聞を実施しているので足を運んで下さい。津屋崎以外の方々の参加も大歓迎です。お越しをお待ちしています。


津屋崎のまわしよみ新聞について詳しく津屋崎ブランチのHPをご参照ください

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まわしよみ新聞38号を発行しました

2月8日は「みんなの縁側 王丸屋」にて、まわしよみ新聞38号を発行しました。

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今回はお隣の古賀市から古賀すたいるの皆さんが道場破りで来てくれました。

今回は2つの島で「まわしよみ新聞」を実施しています。

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今回も津屋崎ネタからホークスのキャンプ、社会問題、福岡各地域の取り組みなどたくさんの話題が出てきました。

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普段と話す内容が変わり、いつも来ている方々にはいい刺激となっていたようなのでありがたい道場破りでした。

編集も共同で作業を行っていきます。

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それぞれの島でできた新聞を全体で共有しました。

ソフトバンクの話題が印象的でした。甲子園を沸かせた松坂は今年こそ、活躍してくれるのか!?

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こちらは社会ネタが盛りだくさんでした。

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それぞれの発表が終わった後は気になる記事について意見交換をしました。

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こうやって古賀の皆さんとも、また知り合える機会ができ、お互いの取り組みの情報交換や交流が進みます。

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次回は2月15日(水)9時30分より「みんなの縁側 王丸屋」にて実施します。他の地域からの参加も大歓迎です。

終わった後は一緒に津屋崎のお店でご飯でも食べましょう。古賀のまわしよみ新聞も10時から同日に開催されるので気合が入ります。

津屋崎のまわしよみ新聞について詳しく津屋崎ブランチのHPをご参照ください。

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大川市の報告会のお手伝いをしました

2月3日は18時から大川市文化センターにて大川市主催の「筑後地域 地域おこし協力隊活動事例報告会」を開催しました。

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地域おこし協力隊としての任期を終えたOBの隊員、もしくは任期終了を間近に控えた筑後地域の6人の隊員たちがそれぞれの地域で取り組む活動事例を紹介し、交流を深める場でした。

発表の様子

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自己紹介の様子

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この会の全体のファシリテーターを担当させて頂き、それぞれの地域での取り組みや課題・悩みを共有し、支え合える仲間ができる交流の場をつくらせてもらいました。

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参加していた方々は自分たちの地域の取り組みや事例報告の感想を語り合う中でノウハウの交換や仲間づくり、それぞれの地域で抱える悩みをざっくばらんに打ち明けていました。

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参加していた方から「立場を超えたところで話しができてよかった」とのコメントもあり、新しい仲間やノウハウを持って帰ることができたのではないかと思います。

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大川市では今回のような事例発表+交流の場は初の取り組みだったのですが、大川市市田さんはじめ、それを支える行政の職員の方々や協力隊の皆さま、そして発表者の話題提起がよりよい場をつくってくれたのかなと思います。

微力ながらこの場に携わらせて頂いたことに感謝です!!

築上町で話題提供をさせてもらいました

2016年11月12日は福岡県の築上町にて第3回の女性げんき塾のファシリテーター・話題提供者として登壇させて頂きました。(概要についてはこちらをご覧ください→女性げんき塾 塾生募集 - 築上町

f:id:t-fukui:20170208215307j:plain第3回は「まちのロールモデルと、ワクワクを発見」というテーマで自分がまちでどうありたいか、何をしたいのか、なぜまちに関わるのかを考えてもらうために、築上町や北九州でまちづくりの実践をされているゲストの方々にそれぞれグループに入ってもらい、そもそもどうしてはじめたのか、なぜ取り組みを行っているのか塾生の方々に赤裸々に語ってもらいました。

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その後は実践をしている方々と塾生の方がとで「まちの幸せとは何か?」をテーマに対話形式で語り合いました。

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また、津屋崎ブランチの取り組みも話題提供として紹介し、参加者相互で感想を共有し合いながら問いを深めてもらいました。

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最後の全体共有では「まちは自治体がつくるものじゃない。自分たちでつくるもの。」「価値観の違ういろんな人を認めるまち」「人を迎える気持ちが場に宿る」「人が話す、集いの場が大切」など塾生の方から感想を頂きました。

懇親会にも参加したのですが話題も尽きず、本当に盛り上がって楽しい時間が続きました。

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これからそれぞれの地域で色々なことが起こりそうな場に関わらせてもらい、本当に貴重な経験をさせてもらいました。

参加した方々から元気をたくさんもらったので私も負けずに頑張ろうと思います。

12日の様子について「あすばる」のスタッフブログでも紹介されているのでこちらも良かったらご覧ください。

www.asubaru.or.jp

1月には女性元気塾を受講していた方々が津屋崎に学びに来てくれました。

 

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先日、最後の講義も終わり、げんき塾を受講した生徒の皆さんがこの6回を通して学んだことを報告していました。こちらもブログで紹介されているのでご覧ください。

www.asubaru.or.jp

 

まわしよみ新聞37号を発行しました

まわしよみ新聞を2月1日(水)に「みんなの縁側 王丸屋」にて実施しました。今回で37号目になります。

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今回はわら人形の呪いは犯罪になるのか、今年のパリーグセリーグの野球はどこが優勝するのか、ジョジョ銀魂などの漫画の実写化はうまくいくのか、ベビースタートの新しいキャラクター「ホシオくん」は活躍するのかなどなどを来た人たちと語り合いました。

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それぞれの選んだ記事が濃い内容でした。

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編集作業にも力が入ります。

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まわしよみ新聞を作成し終わった後は恒例の集合写真を撮ります。今回は「こい」をテーマにしてみました。

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作成した「まわしよみ新聞」はみんなの縁側 王丸屋の掲示板に貼りだし、行き交う人に見て貰えるようにしています。

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この日作成した「まわしよみ新聞」です。

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次回は2月8日(水)9時30分より「みんなの縁側 王丸屋」にて実施します。春休みを迎える大学生の参加も大歓迎です。

終わった後は一緒に津屋崎のお店でご飯でも食べましょう。おすすめのお店にご案内いたしますよ。

津屋崎のまわしよみ新聞について詳しく津屋崎ブランチのHPをご参照ください

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古賀でお話をさせてもらいました

2016年12月11日の午後はリーパスプラザこがにて古賀すたいる主催のイベント「取材からインタビュー記事までのストーリーを文字と写真を使った描き方を学ぶ」の講師として話をさせてもらいました。

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2年前の大学院生だった時代に糸島で大学生メンバーと一緒に制作をした冊子『二丈FUTURE』の制作から資金集め、使用方法について紹介させてもらいました。また、記事を書く上でどんな想いを取材した方からくみ取るのか、デザインをどうしていけばいいのかなども一緒に話をさせてもらいました。

糸島での取り組みについてはこちらをご参照ください。

itomachiene.wixsite.com


『二丈FUTURE』は地元で働く大人たちの歩みを地元の中学生に知ってもらい、自分のこれからの生き方を考えるきっかけとして、地元で働く方々に取材を行い、冊子制作のためにクラウドファンディングで資金を集め、制作をしました。

クラウドファンディングについてはこちらのサイトを参考にしてください。『二丈FUTURE』制作の想いや関わる方々の紹介しています。

faavo.jp

 今回、参加した方々には実際に『二丈FUTURE』を手に取ってもらい、気になったことなどを質問してもらいました。

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どうして『二丈FUTURE』を制作することになったのか、冊子を作る際の取材の仕方や資金集め、冊子の制作で工夫したことなど、制作の過程から中学生に配るまでの出来事を質疑応答の形で応えていきました。

最後に「あなたが今、伝えたいものは何か(伝えたい人は誰か)」を考えて貰いました。

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津屋崎に来てから糸島での取り組みは殆ど話していなかったので『二丈FUTURE』の制作を話すことを通じて自分の取り組みを振り返ることができました。

当日のメモ書き①

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当日のメモ書き②

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『二丈FUTURE』の制作は取材の協力、資金集め、デザインについてのアドバイス、制作を共に手伝ってくれる仲間など色々な人の支えなしにはできなかったものなので、本当に多くの人に応援をしてもらい、実現できたのだなとしみじみと感じました。

中々、日々の仕事や研究、出ごとなどに追われて自分自身のこれまでを振り返ることができなかったので様々な質問や意見を聴きながら当時を思い返すことができました。今回の様な機会を頂けて、お声掛け頂いた古賀すたいるの方々には感謝しています。

この制作を通じて、取材やデザイン、写真の撮り方など実践を通じて多くのことを吸収でき、今も糧となって津屋崎での取り組みに生きています。

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今回の研修を通して「記事を書いてみたい」、「自分で古賀のおすすめを紹介したい」など参加した皆さんそれぞれ一歩を踏み出すきっかけになっていたようです。

古賀すたいるの取り組みについてはこちらをご参照ください。

koga-style.com

 また、古賀すたいるの方でも研修の様子が紹介されておりますのでこちらもご一緒にご覧ください。

koga-style.com

静岡のコンファレンスを振り返って

1月21日・22日は静岡県牧之原市主催の「地域と高校生との対話による学び合いの場コンファレンス2016」に参加しました。

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www.city.makinohara.shizuoka.jp

牧之原市では地元の高校生がファシリテーターやグラフィッカーとして今回のようなコンファレンスも運営も含め、地域の様々な対話の場で活躍しています。

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今回は静岡の高校生を中心に中学生、大学生、学校関係者、行政、NPO、民間など多様な人たちがこの学びの場に参加し対話を楽しんでいました。

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牧之原市の取り組みはもちろんのこと、公共施設を考えるにきっかけにと高校生と一緒にマンガをつくった御前崎市や自分たちまちについて考え・公共施設のリフォームなどを実現している新城市の若者議会、可児市では高校生と地域をつなぐNPO法人縁熟の取り組みなど5地域の事例を聞いて、全国各地で高校生が地域に出て活躍していることを知りました。

当日の様子をグラフィッカーが絵を付けて記録してくれました。

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新城市では若者議会として、市から年間1000万円の予算を若者に使用方法を考えて貰い、実現する制度があります。

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2日目には高校生がメインファシリテーターで場を運営する分科会に参加し、「高校生の考えが反映されるにはどうしたらいいのか」をグループワークで高校生の参加者と一緒に考えました。

当日の司会は地元の高校生がファシリテーターとして運営してくれました。

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それぞれのグループでテーマについて考えたことをグループごとに発表してくれました。

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自分がいたグループの高校生からは、ボランティアの取り組みをもっと広めたい、校内に炭酸水が欲しい、自分がやりたいことを考える・語る場がないなぁなど率直な意見を聴けました。

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高校卒業から10年以上が経つのですが彼らの話を聞きながら自分が高校生の頃、何を考えていたのかを立ち返ることができました。

この日でた話も高校生のグラフィッカーがしっかりとメモを取ってくれました。

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その後は参加者全員で2日間の振り返りをワールドカフェ形式で行いました。人生を変えてくれた先生の話など普段、聞けない高校生の生の声が聞けて本当に良かったです。

全体の振り返りも地元の高校生がファシリテーターをしていました。

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特に、大人は高校生を一人前扱いしているけど、都合の悪いことにはきちんと疑問や意見に対して応答してくれないという意見もあり、これから彼らとどう向き合っていくのか自分自身の在り方を考えさせられました。

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このような場を日ごろから取り組んでいる牧之原はすごいなと思いますし、牧之原市以外にも同じような取り組みがあることを知りました。

高校生が場の運営に入ることで、高校生だけなく、大人も高校生の声に耳を傾け、これからの自分のこと、地域のことを共に語り合いながらつくっていけることを実感しました。今日の様な対話のコンファレンスを体感してきた高校生がこれから様々な地域で活躍していくことを考えるととても心強いなと思いました。

九州でも高校生が自分の将来や地元に向き合うきっかけやまちとの関係性をつくる場を増やしていきたいなと思います。

最後に静岡から見える富士山は圧巻でした。再び訪れたいと思った場所です。

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