あたりまえ・ラボ

福岡の海が見えるステキなまちに暮らしています。まちに関わるお仕事をしています。福津での暮らしや地域づくりの取り組みをゆるゆると紹介します。

津屋崎に住んでいます

津屋崎にはたくさんお勧めしたい景色がありますが、まずは自分が住んでいるところをご紹介したいと思います。

現在の住まいは「暮らしの問屋」の古橋さんに紹介して貰いました。

kurashino-tonya.net

津屋崎の大石という集落に住んでいます。

洋風のたたずまいとステキな庭とキッチンがあり、広々とした空間を自由に使っています。そして何よりも、山手に近いため、これまで以上に家に住んでいながら季節を楽しんでいます。

引っ越しをした春には桜並木がお出迎えしてくれました。

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外観です。

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現在、アジサイの花には色が付き始めました。夜には蛍が庭をゆらゆらと舞っています。

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そして、庭の盛り上がっている部分はなんと古墳だそうです。

そんな自然と歴史を感じられる新たな我が家。大家さんにも良くしてもらっていて出かける際には声をかけて貰ったり、大石の集落のことなどを教えて貰たりと何かと気にかけて貰っています。

家の近くには由緒ある観音様もあり、歩いて集落の神社やため池も回ることができます。

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休みの日は読書をしたり、散歩をしながら過ごしています。

6年前まではアパートで一人暮らしをしていまいた。友達が遊びに来てくれたりもしていたのですがアパートで暮らしているとご近所の関係も一切なく、隣の人とすれ違うことさえなく近くに誰が住んでいるのかわからなまま生活を送っていました。

一人で短期で住むには決して悪くない環境だったのですが横浜で地震を経験してからは近くに価値観を共有してくれる仲間や頼れる人がいない状況に違和感を感じました。

何かあったときに助け合ったり、一緒に何か行動を共にできる人たちがもっと身近に必要だなと震災を機に改めて感じました。

暮らしの延長線上に拠点をつくりたいという想いから2012年に福岡県の糸島市でコミュニティスペース兼シェアハウスの住居に住むことになりました。

住み始めた時に自治会に入り、地域の出ごとや常会などにも顔を出させてもらいまいした。

そして、4年の間に駄菓子屋や寺子屋、食事会などをしていくうちに地域の方々や子供たち、大学生が足を運びいれてくれる環境ができました。逆にお呼ばれで地域に足を赴く機会も増え、自宅とまちとを行き来する環境を楽しむことができました。

何か困ったことがある時に誰か頼れる人たちが近くに居るという体験をしたのは、大人になってからはじめての経験でした。その環境は後輩に引き継ぎ、現在も地域の場として機能しています。

糸島から津屋崎に引っ越しをした際も区長さんをはじめ、仲良くして下さっている方が力を貸してくれました。

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 「まちの縁側 つなぎや」の取り組みについてはこちらを

tsunagiya.org

これまでは家に常に誰かがいるような環境だったのですが津屋崎の新たな住処でどういった暮らしをしていくのか、地域の方々との関係を作っていきながらこれから考えていきたいと思います。

津屋崎ブランチでの取り組みが中心になると思いますが新居にも遊びに来て下さい(^^)

津屋崎ブランチで働いています。

津屋崎ブランチで働きはじめてから2か月が立ちました。2012年に友人からの紹介ではじめて津屋崎に足を運びいれてから4年が経ちました。

津屋崎に通う中で、海の景色やまちなみが自分の実家(長崎県宇久島)に近いものがあり、津屋崎の人達とこのまちに住んで自分も何か一緒にできればと思っていたのですが、まさかここで働くことになるとは夢にも思いませんでした。

津屋崎の海が見える「まち並み」

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津屋崎に足を運びはじめた2012年は糸島で自宅を開放して地域の場づくりを始めた頃でした。知り合いも地縁も殆どない環境で、まちの人達との関わり方やこの場所で何をするのか方向性を模索していた頃でした。

これから糸島で何をするのか1人で悶々と悩んでいた頃に津屋崎ブランチの取り組みに出会いました。津屋崎に行く度に自分の描く地域の関わり方や場のつくり方のヒントがたくさんありました。

中でも津屋崎ブランチの「本当の働き方・暮らし方・つながり」が持てる地域をつくりたいという考え方と、地域の人達を巻き込んで対話の場を開き実践しているところに魅力を感じ、多い時には1週間に1回のペースで足を運んでいました。

津屋崎ブランチ代表の山口覚さんをはじめ、元スタッフの方々にはまちづくりの先輩として何かある度に声をかけてもらい、気にかけてもらいました。糸島でやりたいことや上手くいかないこと、悩みなどたくさんのことを相談して、元気をもらって糸島で取り組むことができました。

また、津屋崎ブランチのイベントに参加する中で、このまちで暮らしの哲学や生き様を持っている人たちと出会うことができました。その人たちと対話していく中で日常の「暮らし」を大事にすることの意味を受け取ることができました。

糸島でも暮らしに根付いた場をつくることを意識して取り組み、地域の人達と交流することができたのも津屋崎でたくさんのことを体感できたからだと思います。

糸島の自宅で大学生や地域の方が混じっての食事会。

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この2か月、津屋崎ブランチで何をしていたかと言うと…

4月は「よっちゃん祭」と言う地域のおまつりのお手伝いや地元の酒蔵「豊村酒造」さんの掃除を主にしていました。

よっちゃん祭のお祭りで展示のお手伝いをしました。

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地域の方々と一緒に活動する中で、まちの人達や建物を通して津屋崎のまちがこれまで歩んできた歴史を学びました。

5月は新しいまちづくりの学校を運営側で企画の段階から関わり、当日までの参加者のサポートを行いました。

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現在はファシリテーションやIllsutorator、HPの制作について学んでいます。 

また、担当の企画として、「まわしよみ新聞」や「サンデーブランチ」を実施しています。

まわしよみ新聞

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サンデーブランチ  この日は「休日の過ごし方」について語り合いました。 

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 津屋崎ブランチでのまちに関わる仕事は多岐に渡っていて、日々、多くの気づきや発見があります。

代表の山口さんの指導のもと、新たな経験やこれまで独学でやってきたことを改めて体系立てて落とし込んだりと学び多き日々です。しかしながら、はじめて新しいことをやるときの姿勢や態度に反省することもたくさんあり、自分の在り様が試されているなと実感しています。 

今はこの環境に慣れるのにいっぱい、いっぱいですが自分がかつてそうであったように地域づくりやまちづくりに悩む人達と一緒に対話する中で、少しでも勇気が出るきっかけをつくれたらと思います。

また、まちの人達との交流を通じて、このまちに住む人たちの生き様や哲学を受け取り、紹介したり、次の世代に受け継いでいくことができたらと思います。

ブログはじめました。

こんばんは、福井崇郎(たかお)です。

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現在、関わっている津屋崎の取り組みやこれまで取り組んできた地域での活動を通して学んできたことをはてなブログで紹介していきたいと思います。

これからよろしくお願いします。

今年の4月から4年間住んでいた福岡県の糸島を離れ、津屋崎ブランチのスタッフとして代表の山口覚さんのもと津屋崎地域を中心としたまちづくりの取り組みに携わっています。

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津屋崎ブランチは2009年9月にNPO法人地域交流センターの津屋崎営業所として開設しました。その後スタッフは独立した上で、津屋崎ブランチLLP(有限責任事業組合)として活動しています。

(詳しくは津屋崎ブランチのHPをご参照ください)

1000gen.com

2012年に津屋崎でのイベントに顔を出すようになり、学業の区切りと同時に津屋崎に移住することを決意しました。

これまで九州大学の大学院で地域社会のコミュニティづくりについて学びを深めつつ、糸島にて一軒家を借りて、自ら実践者として一軒を借りて自宅を地域に開いて〈場〉をつくるということをやってきました。  

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子供達が学ぶ寺子屋を共同で運営したり、近所の人が集まり食事をしたりという、今、社会が必要している「場」をつくってきました。  

寺子屋の様子

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また、地域の自治会や消防団に入り、自治とは何か地域の人たちにたくさんのことを教えてもらいました。

4年間お世話になった篠原3行政区のみなさんとの集合写真です。

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津屋崎の地でたくさんの人たちと新たに出会い・交流できることを楽しみにしております。

これからよろしくお願いします。